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第27回清掃雑学講座

皆さんこんにちは!

合同会社HENT、更新担当の中西です。

 

~“都市の仕事”~

 

古代〜中世:祓い・衛生・共同体が育てた清掃文化

清掃業という言葉を聞くと、現代では「ビルメンテナンス」「ハウスクリーニング」「商業施設の清掃」「病院の衛生管理」「ごみ回収」など、専門職としての姿が思い浮かびます。🧼🏢
しかし“清掃”そのものは、ずっと昔から人々の暮らしの中にありました。人が集まって暮らす限り、汚れは生まれ、片付ける必要が生じる。清掃の歴史は、言い換えれば「人の生活の歴史」そのものです。📚✨

清掃が「家庭内の習慣」や「宗教的な祓い」から始まり、共同体のルールとして育ち、やがて都市が生まれることで“仕事”へと近づいていく流れをたどります。🧹🌿


1)清掃の原点は「祓い」と「整える心」⛩️🧽

日本の清掃文化には、単なる衛生以上の意味がありました。
神社での掃き清め、家の前をほうきで掃く行為、年末の大掃除。こうした習慣の根底には「場を清める」という意識があります。⛩️✨

汚れを落とすだけでなく、空間を整えることで心も整う。
この発想は、日本の清掃文化の強みです。🧘‍♂️🍃
そしてこの“整える”という価値観が、のちに清掃業が社会に受け入れられる土台になります。


2)共同体の清掃:村や町は「みんなで守る」🏘️🤝

都市が発達する前、暮らしは共同体単位で回っていました。
道、用水、集会所、祭りの場。これらを維持するには、掃除や手入れが欠かせません。🧹
そのため「共同作業」としての清掃が行われていました。

  • 用水路の泥上げ🌊

  • 道の草取り🌿

  • 祭り前の掃き清め🎌

  • 集会所の整備🏠

これらは、現代の清掃業が担う“公共空間の維持”と通じる考え方です。
ただしこの時代は専門職ではなく、生活の一部として行われていました。📌


3)中世〜近世:町の発達が清掃の必要性を増やす🏙️🧹

人が集まって暮らすほど、汚れや臭いの問題が深刻になります。
市場ができ、商いが増え、人口密度が上がると、

  • 食べ残し

  • 動物の糞

  • 廃材
    などが街に溜まりやすくなります。🐴💦

ここで清掃は「自分の家の中」だけではなく、「町全体の衛生」を守る意味を持つようになります。
つまり清掃が個人の習慣から、社会の仕組みに近づいていきます。📈✨


4)“仕事”としての清掃が芽生える:役割の分化🧹👷

都市が大きくなるほど、共同体だけでは維持が難しくなり、役割が分かれていきます。
清掃が得意な人、道の管理を担当する人、回収をする人。
こうした分化が進むことで、清掃は“専門性”を帯び始めます。🧠✨

この段階ではまだ現代の清掃業のような会社や業種ではありません。
でも確実に、「清掃は価値を生む仕事」という土壌が育っていきました。🌱


清掃業の歴史の原点は“暮らしと心を整える文化”🧹✨

清掃は祓いと整える心から始まり、共同体の維持として広がり、都市の発達で社会の仕組みに近づいていきました。

 

 

 

 

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