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皆さんこんにちは!
合同会社HENT、更新担当の中西です。
目次
ホテル清掃は、「見えない仕事」かもしれません。
しかしその仕事のクオリティが、宿泊客の満足度を左右することは言うまでもありません。
今回は、実際にホテル清掃の現場で日々守られている**“鉄則”=プロの心得**を、具体的な行動や考え方を交えてご紹介します。
ホテル清掃の基本は「視覚的な清潔感」ですが、本当にプロが意識しているのは**“見えない汚れ”**です。
リモコンやスイッチ類など、手が触れる場所の除菌
枕カバー・シーツの裏側、ベッド下など“死角”の清掃
トイレの便座裏・ドアノブなどに重点チェック
「お客様は気づかなくても、私たちは気づいている」
この意識が、**“安心できる清潔さ”**をつくります。
ホテル清掃は、**「時間との戦い」**でもあります。
チェックアウトからチェックインまでの限られた時間(例:11時~14時)
フロアごと・部屋ごとに割り振られる清掃枠
急なアーリーチェックインや延長にも対応
その中で大切なのが、「手を抜かずに、時間通りに仕上げる」こと。
マニュアルに頼りすぎず、効率と品質をどう両立するかが、プロの腕の見せどころです。
清掃スタッフは、直接お客様と接する機会は少ないかもしれません。
しかし、部屋に入った瞬間に伝わるのが「清掃から感じるおもてなし」です。
ベッドメイクのシワひとつない仕上がり
洗面台の鏡がピカピカに磨かれている安心感
アメニティの並べ方やタオルの折り方から伝わる“気配り”
これらの積み重ねが、「心地よかった、また来たい」という気持ちにつながります。
ホテル清掃では、ときに以下のようなトラブルにも遭遇します:
壊れた備品・シミのあるシーツの発見
宿泊者の忘れ物(スマホ、財布、貴金属など)
異臭・液体漏れなどの緊急対応
こうした際に、「黙って放置しない」「上司にすぐ報告」「記録を残す」ことが徹底されている現場こそ、信頼されるホテル清掃のプロチームです。
意外に見落とされがちですが、自分自身が清潔であることも大切な鉄則です。
清掃ユニフォームの洗濯と整備
マスク・手袋・靴の状態確認
作業前の手洗い・消毒の徹底
「清潔を提供するには、自分も清潔であるべき」——これはプロとしての最低限の意識です。
ホテル清掃の鉄則は、“ただの掃除”では終わらせないプロ意識の結晶です。
裏方であっても、お客様の快適と笑顔を思って働くこと。
それが、清掃スタッフの誇りであり、ホテルという“おもてなし産業”の本質です。
これからも清掃という仕事は、進化し続けます。
AIやロボットに一部は任せられても、「人の心を感じる清掃」は、人にしかできません。
私たちは、今日もまた一室一室に心を込めて、「最高の空間」を仕上げています。
次回もお楽しみに!